どんぐりの家イニシア木 Lifeシリーズ私たちは、オーガニックでエコロジカルな住まいづくりに取り組んでいます。

木Lifeシリーズ・竣工レポート

「チルチンびと仕様の家」の施工には、

  • オール国産材を使用する
  • 合板や集成材を一切使わない
  • 廃棄時に環境に負荷を掛けない再利用できる
  • 52種類の化学物質の測定を行い基準値以下とする

などハードルの高い仕様規定がありますが、今回はさらに「エアコンを使わずに、1年中快適に暮らせる家づくり」も、弊社独自のテーマとしています。以下は、この「チルチンびと仕様の家」の竣工までの工程のレポートです。
所在地:千葉県野田市山崎2184-1
※右の地図をご参照ください。

[18] 化学物質52種の測定が完了しました!

化学物質52種の測定化学物質52種の測定化学物質52種の測定化学物質52種の測定下記のように、ほぼ1日がかりで、化学物質52種の測定が完了しました。測定結果は、約10日後に通知されます。
今回は、専門員の方に測定していただきましたが、次回からは、測定器を借りて、私たちで測定を行う予定です。

  • 08:30~09:00 建物全開にて換気。
  • 09:00~14:00 5時間にわたって建物を閉鎖し密閉。
  • 14:00~16:00 測定。

[17] もう間もなく完成です!

もう間もなく完成です!もう間もなく完成です!食器棚にガラス扉も付くきました食器棚にガラス扉も付くきましたリビングの全景が見えてきましたリビングの全景が見えてきました3月24日(土)・25日(日)の完成見学会に向けて、順調に仕上がっています!
珪藻土・大谷石が貼り終わり、リビングの全景が見えてきました。2階の子供部屋の間仕切り本棚ができました。キッチン裏の食器棚にガラス扉も付きました。

[16] いよいよ足場が外れました!

足場が外れました足場が外れました
いよいよ足場が外れ、正面からの外観が良くわかるようになりました。
夏場猛暑対策として、棟の一番高いところから、井戸水をタイマー付けて流す計画をしています。

キッチンキッチンキッチン
タカラスタンダード・渡辺係長に無理をお願いして、井戸水用水栓を出していただいたり、W寸法をピッタリに合わせていただいたりしてできた特注のキッチンが入りました。


バウビオTバウビオTバウビオT
居室(子供部屋・寝室・リビング)の一部に、外断熱材と同じ素材の「バウビオT」を貼りました(白い部分)。自然素材で、耐火性・調湿性に加えて吸臭性にも優れているボードを下地に貼り、この上に珪藻土を塗る予定です。

[15] 内外装の施工が、着々と進んでいます!

外観外観外壁とシャッター
外壁のスギ板とガルバリウム鋼板が、ほぼ貼り終わり、ブラインドタイプのシャッターが付きました。

洗面収納洗面収納洗面化粧台
2階の造作洗面化粧台の製作状況です。カウンターに耳付の杉一枚板が間もなく乗る予定です。

太陽光発電太陽光発電屋根
屋根には太陽光発電パネルが乗りました。太陽光発電パネル25枚(約5kW)を搭載しました。
設置には、屋根に穴を開けないキャッチ工法を採用しました。

[14] いよいよ外壁が貼り始まりました!
外壁工事外壁工事外壁工事外壁工事いよいよ外壁が貼り始まりました。正面は「スギ板よろい貼り」です。これは、小川耕太郎百合子社の「きもちe外壁」を採用しています。正面以外はガルバリウム鋼板を貼る予定です。



[13] いよいよ階段がつき、壁用デコス断熱材の吹き込みが始まりました
階段階段階段
いよいよ階段がつきました。これで、2階への上り下りがスムーズになります。全部、大工さんが加工した「ヒノキの階段」です!


壁用デコス断熱材の吹き込み準備壁用デコス断熱材の吹き込み準備壁用デコス断熱材の吹き込み準備
壁用デコス断熱材の吹き込み準備が始まりました!また、2階壁から、防水透湿シート貼りも始まりました。



[12] 障子の敷居の取り付けと、床鳴り対策を施しました。
障子の敷居障子の敷居障子の敷居
リビング窓の内側に入る障子の敷居が付きました。引分けになり、庭が全部見えるようになります。


根太施工部の補強・床鳴り対策根太施工部の補強・床鳴り対策根太施工部の補強・床鳴り対策
1階の根太施工部の補強兼床鳴り対策を施しました。ヒノキ24mm厚の床板を、接着剤を使わずに貼る際に「床鳴り」の対策をしました。



[11] 1階のスギ捨て貼りと、2階の床貼りが終了しました。
1階:スギ捨て貼り1階:スギ捨て貼り1階:スギ捨て貼り
1階は、厚さ30mmの構造用スギ板を下地に貼り終えました、この上に厚さ24mmのヒノキ無垢板を貼ります。サッシもすべて入り、外断熱材の「バウビオN」も貼り終えました、間もなくバウビオの内側に「デコスドライ工法」の断熱材(セルロ-スファイバー)が55kg圧で葺き込まれます。

2階:床貼り2階:床貼り2階:床貼り
2階の床は、厚さ30mmの構造用スギ板を下貼りに、厚さ30mmのうづくりスギ板を仕上げに貼り終え、キレイに養生されています。2階にも壁に間もなく「デコスドライ工法」の断熱材が吹き込まれ、一歩一歩完成に近づいています。



[10] チルチンびと仕様の工事進行状況です。
屋根デコス屋根デコス床デコス床デコス屋根デコス・床デコス
屋根も床も55kg圧で隙間なく噴き込みました。デコスドライ断熱施工協会の指導員免許を持つ千葉デコスさんの責任施工で、壁体内無結露20年保証が付きます。この後、外壁にも55kg圧で隙間なく噴き込んで家を丸ごと包んで「デコスドライ断熱工法」が完了します。今回の噴きこみ厚は、屋根と
床は105mmで壁は120mmです。
防蟻ホウ酸処理防蟻ホウ酸処理防蟻ホウ酸処理
一般的に広く使われている農薬系防蟻剤は、揮発性で、施工後3~5年で建物内にVOCを放出して効力を失いますが、「ホウ酸」は天然物で揮発しないため、室内の空気を汚さずに効果が長持ちします。15年保証付きであることが物語っています(他の防蟻剤は5年保証)。また、シロアリの他にゴキブリにも効果があるのが驚きです! 今回は、屋根まで全部、構造材をホウ酸で塗りました。

外貼断熱バウビオN外貼断熱バウビオN外貼断熱バウビオN
ゾノトライト系ケイ酸カルシウム板「バウビオN」(25mm厚)を外周部の壁に貼りました。内側にはデコスドライ断熱材が入って「ダブル断熱+ダブル調湿工法」になります。バウビオは耐火被服材で、デコスドライも難燃性のため、火に強いダブル断熱になります。また、どちらも自然素材で調湿性にたいへん優れているため、壁体内の湿気を取り、結露防止にも効果的です。内装仕上げ材
に調湿性の良い珪藻土などを使用すると、室内側も調湿効果によって"冬暖かく、夏涼しい"室内環
境になります。

制震装置コラボP制震装置コラボP制震装置コラボP
今回の耐力壁は筋交計算ですが、プラスアルファの補強用に、壁倍率2.7 倍の「モイス耐力面材」と「制震装置コラボP」(早稲田大学との産学連携)が付きました。震度6強の揺れ幅も約半分になりますので安心です!

防水透湿遮熱シート防水透湿遮熱シート防水透湿遮熱シート
外貼断熱材の上通気層との間に貼ります。外壁用で水は通さず湿気は通して遮熱もする1枚3役の優れものです!赤外線遮蔽率95%で、外壁を通して入ってくる輻射熱を効果的に反射させ、建物内への熱を低下させます。屋根にも同じタイプの屋根用シートを貼り、猛暑の暑さ対策に備えました。

ヘッダー配管ヘッダー配管ヘッダー配管
床下の配水管です。水漏れ詰りを集中管理できるようにヘッダー配管になりました、見た目もスッキリきれいです。



[9] 現場シートが付きました。
現場シート現場シート現場シート現場シート施工は、台風の被害もなく順調に進んでいます。現場の足場には「チルチンびと地域主義工務店の会」のシートが付きました。現在、構造をご覧いただけますので、お近くの方はお立寄りいただき、住まいづくりの参考にお役立てください。



[8] 2日間をかけて、上棟~屋根断熱工事まで終了しました!
上棟~屋根断熱工事上棟~屋根断熱工事上棟~屋根断熱工事上棟~屋根断熱工事木材はすべて国産材です。土台、大引き・1階の柱・化粧梁は吉野ヒノキ、2階の梁・束は八溝山系(茨城県産)スギ、柱は真壁が吉野スギで大壁が八溝山系(栃木県産)スギ、丸太柱は樹齢70年超の吉野スギです。梁・丸太柱・真壁のスギ・ヒノキは2~3年間にわたって天然乾燥された木材で、含水率14~20%のものを使用しています。
土台・柱(大壁)のスギ・ヒノキは人工乾燥材で、含水率15%前後のものを使用しています。
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デコスドライ工法デコスドライ工法デコスドライ工法デコスドライ工法2日目は、登り梁の上にトラパネ30mmを貼り、横垂木間にデコスドライ工法でセルロース105mmを吹き込み、さらに断熱材バウビオを貼り(ダブル断熱)養生までして終了しました。天候に恵まれ、2日間で、おおむね屋根まで終わりました。
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林大工内田大工
今回の棟梁は、当社で一番古い大工さんの内田大工・林大工の2人です!
どちらが欠けてもダメな、昔から本当に中の良い2人組です。



[7] 土台敷きと先行足場施工を行いました。
土台敷き土台敷き先行足場先行足場プレカットが終わり、構造材が運び込まれて、さっそく上棟に向けて土台敷きと足場施工が行なわれました。土台はヒノキ4寸角です。ステンレス製通気パッキンが入りました。いよいよ明日・明後日で上棟になります!



[6] 先行配管が完成しました。
先行配管先行配管先行配管先行配管先行配管が終わり、間もなく上棟を迎えます。今回は、9月12日(月)・13日(火)の2日間をかけての棟上です。丸太柱・登り梁が見どころです!登り梁の上に断熱材(セルロース)を葺きますので、雨にかからないように短期勝負です!2日目には屋根が、おおむねできあがる予定です。


[5] 基礎が完成しました。
基礎が完成基礎が完成
頑強な基礎ができあがりました。中央付近に一部、布基礎が太くなった所に、直径360mmの丸太柱が建つ予定です。



[4] 型枠工事を行いました。
型枠工事型枠工事
布基礎の厚みは150mmです。アンカーボルトの位置・かぶり厚のチェック結果もOKです!



[3] 配筋工事を行いました。
配筋工事配筋工事配筋工事配筋工事
配筋検査です。主筋D13W配筋・かぶり厚・コーナー継ぎ手など、住宅瑕疵担保責任保険検査員の合格をいただきました。



[2] 地盤調査を行いました。
 地盤調査 地盤調査
今回はスウェーデン式サウンディング試験で地盤調査を行ないました。観測点の5ヶ所ともに地耐力は良好で、改良工事の必要なしとのことで「ベタ基礎」で着工するこになりました。



[1] 井戸掘り工事を行いました。
井戸掘り工事井戸掘り工事
1年中15~16度という地下水を、風呂、洗濯、外水道に利用するほか、暑い夏に「家を外側から冷やす」ことにも利用します。今回の井戸の深さは30mです!

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